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冷凍宅配弁当が美味しくないと感じる5つのパターンと対処法

2023/10/18

冷凍宅配弁当を食べたときに「美味しくない」と感じたことはありませんか?

便利だと思ってせっかく購入したのに、味がイマイチだと再び注文する気になれませんよね。冷凍宅配弁当が美味しくないと感じるパターンは主に以下の5つが考えられます。

① 苦手な食材が入っていた
② おかずの種類が少ない
③ 食材が固い・食べにくい
④ 味が薄い
⑤ 解凍のムラが出てしまった

今回の記事では、上記のように感じてしまった場合の対処法を紹介します。冷凍宅配弁当は、買い物や家事の負担を減らし、いつでも好きなタイミングで食事ができる優れもの。できるだけ自分好みの美味しいお弁当が食べられるよう、対処法を考えていきましょう。

苦手な食材が入っていた

いくら美味しく調理されていたとしても、それがそもそも苦手な食材だったら食べることができませんよね。冷凍宅配弁当業者によって、実際に届くまでメニューの詳細が分からないところもあります。いざ食べようと思ってお弁当のフタを開けたときに、苦手な料理が現れたらがっかりするでしょう。

苦手な食べ物が多い場合の対処法として、注文時点でメニューの詳細が分かる冷凍宅配弁当業者を利用することが大切です。

例えば、以下の業者なら自分でメニューを選んで注文することができます。

・食宅便
・ワタミの宅食ダイレクト
・食のそよ風
・nosh(ナッシュ)
・スギサポdeli

また、業者によって「糖質制限」や「塩分制限」などの選べるコースが豊富なところもあります。

以下の表で、コース数・メニュー数の比較をしました。

冷凍宅配業者名 選べるコース数選べるメニュー数
食宅便約8種類コースごと約7種類
ワタミの宅食ダイレクト2種類コースごと7種類
食のそよ風3種類コースごと2~3種類
スギサポdeli3種類コースごと4~5種類
Nosh(ナッシュ)コースは無く1つずつ選べる全部で約40種類

特におすすめなのは、豊富なコース・メニューがそろっている「食宅便」。食宅便では、「限定セット」といって期間限定のお弁当を販売しているところも魅力です。季節や行事に合わせた食材を使ったセットや、世界各国の珍しい料理が入っているセットなどが買えることもありますよ。

注意点として、ほとんどの業者はメニューの選択は可能でも、1つずつお弁当を選択できるわけではありません。基本的に複数のお弁当がセットになったものから、好きなものを選ぶことができるスタイルです。

もし1つずつメニューを選択したいのであれば「NOSH - ナッシュ」  がおすすめ。ナッシュは低糖質・高たんぱく質にこだわっていて、メイン料理だけではなくパンやデザートの販売もしています。

また、必要なときに都度注文する場合はメニューの選択ができるけど、定期注文の場合はメニューの選択ができない業者も多いようです。

定期注文は都度注文と比較して送料が無料だったり値引きされていたりと、価格面でお得になることが多いですが、苦手な食べ物をなるべく避けたいのであれば、定期注文より都度注文のほうが合っているかもしれませんね。

おかずの種類が少ない

お弁当に入っているおかずの種類が少ないことを、不満に思う人もいるでしょう。できるだけ多くの食材を使っていれば食べる楽しみが増しますし、自分の好きな食材が食べられる確率もあがりますよね。

この場合の対処法として、おかずの種類が豊富な冷凍宅配弁当を注文しましょう。以下に1食あたりのおかずの種類が4種類以上入っている業者をピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。

冷凍宅配弁当業者おかずの数
まごころケア食4種類
スギサポdeli4種類
Nosh(ナッシュ)4種類
メディミール4種類
食と健康社4種類
メディカルフードサービス4種類
ワタミの宅食ダイレクト4・5種類
食宅便5種類

特に「食宅便」はおかずの種類が5種類と多く目を引きますね。1食の中に和・洋・中すべてのジャンルが入っているものもあれば、肉と魚が両方入っているお弁当も選べます。

【ワタミの宅食ダイレクト】 には2種類のコースがあり、塩分カロリーケアコースはおかずが4種類、おまかせコースが5種類となっています。おまかせコースはたっぷり15品目以上の食材が使われているのに350kcal以下の健康的なお弁当です。

食材が固い・食べにくい

食材がゴロゴロと大きくて食べにくいものや、繊維が残っていて固い料理を美味しくないと感じる人もいるでしょう。特に噛む力や飲み込む力が落ちている高齢者の場合は、当てはまりやすいと思います。

その場合の対処法として、食材が小さめにカット・やわらかく調理されていることが特徴の宅配弁当業者を選んでみるとよいでしょう。特に、高齢者向けに介護食を提供している宅配弁当業者は、介護食以外の普通の食事も、柔らかく小さめカットで作られているところが多いです。

例えば以下の業者は、介護食と普通食の取り扱いがあります。

・食宅便
・食のそよ風
・メディカルフードサービス
・食と健康社

特に【メディカルフードサービス】 の介護食は、凍結浸透法という調理法を取り入れていて、栄養や見た目はそのままにバナナでつぶれるほどの柔らかさが魅力です。

味が薄い

宅配業者によって「塩分制限コース」のように、塩分制限が必要な人向けのお弁当が販売されていることもあります。

ですが、そのようなコース以外のお弁当を選択しても、塩分が控えめに調理されていることが一般的。以下の表で各社の塩分使用量を比較しましたが、3.0g以下に抑えているところがほとんどです。

各社の普通食の塩分使用量比較

冷凍宅配弁当業者塩分使用量 お弁当名
まごころケア食2.5g以下健康バランス
食宅便塩分ケア・たんぱくケアコース以外は塩分の基準値なし
ワタミの宅食ダイレクト3.0g以下おまかせコース
食のそよ風基準値なし
Nosh(ナッシュ)2.7g以下全メニュー
スギサポdeli約2.0gたんぱく調整食
メディミール3.0g以下バランス健康食
メディカルフードサービス2.8g以下バランス健康食
食と健康社2.6g以下バランス栄養食

宅配弁当は管理栄養士が献立の考案をしているケースが多いので、栄養バランスがバツグンに整っています。

しかし、その分普段から味付けの濃い料理を好んで食べている人にとって、「味が薄い」「調味料を足したい」と感じてしまう人もいるでしょう。ただこの場合、自分の好みに合わせてしまうと将来的に健康面が心配です。

味覚は日頃食べるものによって少しずつ変わっていくもの。最初は物足りなさを感じても、食べ続けてみましょう。毎日ではなく、最初は間隔を空けて食べてみてもいいですね。

解凍のムラが出てしまった

冷凍宅配弁当にはさまざまな食材・総菜が入っています。温めたお弁当を食べてみると、「このお惣菜は丁度いい温かさなのに、このお惣菜はまだ冷たい」と感じたり、「水っぽくなってしまい食感が悪い」と思ったりすることはありませんか?

今は冷凍技術が上がっているのでこういったケースは減っているとは思いますが、解凍ムラが出てしまったらガッカリしますよね。解凍ムラを避けたいのであれば、冷凍ではなく常温・冷蔵のお弁当のほうがよいでしょう。出来立てそのままの風味を楽しむことができます。

また、お弁当箱に入っているタイプではなく、1つずつのおかずが真空パックに個装されている「わんまいる」もおすすめ。湯煎して解凍するものが多いので、解凍ムラを防ぐことができますよ。

まとめ

以上、冷凍宅配弁当が美味しくないと感じる5つのパターンと対処法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

もし、美味しくないと感じたとしても、そこの宅配弁当業者が自分に合わないだけかもしれません。ネットの情報や口コミだけで1社に絞らず、複数の業者のお弁当を食べ比べてみることが大切です。

業者によってお試しセットの販売をしているところもあり、通常購入時よりも低価格で買うことができたり、送料無料で届けてもらえたりします。

ぜひいろいろ試してみて、納得のいくお弁当を見つけてみてくださいね。